CRLWest新聞2020Season1 第1週

どうもKS連合です

コロナの影響でどうなることやらと心配していたCRLWestですが、無事１週間の遅延で開始することができました。本当によかった。今シーズンは参加チームを減らしアジアの２グループ制を取り入れたり、２v２-１v１-KOHの昔ながらのフォーマットを採用するなどかなりスッキリした大会となっています。

そのため、全体的な試合数は少なく、レギュラーシーズンも早めに終わってしまうのですが、チームの統合や有名選手の参加、移籍などで白熱のリーグとなるのは間違い無いと思います！

Week１試合結果

Day1

Day１はとにかく波乱の展開。前シーズンのトップ２がまさかの黒星スタートです。２試合共通であったのが、Team Liquid、SK Gaming の選手達の動揺。前年度王者のプレッシャーか、2v2ではコミュニケーションミスによるエリクサーロスを頻発。Egor選手も得意の高回転デッキを１戦目で攻略され、ズルズルと２戦目を取られてしまう形でした。

逆にチャレンジャーの立場であったMisfitsとCream Real Betisにとってこれは大きな勝利。特に勢いに乗ることで無類の強さを発揮するWings選手が大暴れ。1v1で強力なAirsurfer選手を手に入れたことで１番手にWings選手を出せるようになったため、彼の三タテはこれからも他チームにとっては恐怖の対象でしょう。

Day ２

Day２は１日目のような劇的な試合展開はありませんでしたが、それでもTribe Gamingの圧巻のストレート勝利は大いにコメ欄を盛り上げました。１v１セットの新人対決。デッキ作りの名手として界隈で有名なAnaban選手を相手にWEDGMのスター選手、JupitarKing選手が経験の差で圧倒します。

続く第二試合ではチームを移籍した元Immortals打線が新生Team Quesoを圧倒。長年のタッグを前にBeniju選手＋iAmJP選手は大苦戦。１v１セットは前シーズンの大物ルーキー同士の対決でしたが、ゴーレムでの攻めと、その対処をより器用にこなしたLaPoKaTi選手が一枚上手でした。

今週のBanピック

このコーナーでは、今週のBanカードを、普段Banルールに慣れていないプレイヤーのみなさんにしていきます！

トルネード

2v2では親の顔より見たBanトルネード。ユニット数が二倍に増える２v２では破格のコスパ性能を持つこのカードですが、実は戦いに出てこないこのカードを軸に２v２が成り立っていると言っても過言ではありません。

まず前提としてあるのが、このカードは殆どの試合でBanされること。試合に出てこないカードとして認知されるため、２つの戦略に利用できます。

1.相手がトルネードをBanすることを期待して、他の致命的になり得るBanカードを選択する。（ポイズン、ロイジャイ、巨大スケルトン）

2.トルネードを敢えてBanせず、自分たちの練習してきたトルネード入りのデッキを通す。

1,2はそれぞれ２v２がどれほど得意かによって使い分けれるので、特に順位の離れた２チーム同士の戦いではトルネードとシナジーのあるカードに注目してみるのもいいかもです！

KOHウィークリー！

このコーナーでは白熱のKOH戦を振り返り、各選手のデッキ選択を分析していきます！

SK Gaming vs Misfits

今回ピックアップするWings選手の三タテは、もっともスタンダードな形の３タテですが、それを先シーズンWestのチャンピオンにやってのけるWings選手のすごさが際立ちます。

そんなWings選手のデッキ選択ですが、ポイントが２つあります。

１つ目は、最初のデッキ。Royale APIをみる限り、このデッキは殆ど練習していません。要するに、自分の実力的にxopxsam選手相手にはデッキバレを嫌い、メインとは違ったデッキを選択したということです。

さらに、この１つ目のデッキは３戦目になってから効いてきます。KOHの性質上デッキ選択は一発勝負。自分のもっとも得意なデッキをぶつけたいのは当たり前です。しかし、Morten視点では既に２つWingsのデッキを見ていて、おそらくそれに対策もできます。しかし２戦ともデッキを変えてきたWings選手の手札には３っつ目のデッキの可能性もあります。よってデッキを読み違えた結果、あまり有利ではないデッキを使用してしまいました。

逆にここでMorten選手が有利デッキを引いた場合、逆にリバーススイープをきめていたかもしれませんね。

というわけで、今週はここまで。次回のCRLWest新聞をよろしくお願いします。